結婚式・披露宴 ドレス迷子 両親と試着に行くが意見は合わない

5店舗を回り終えて、だんだんと疲れてきました。今思うとなんて贅沢な悩みなんだ・・・あの頃の私に言ってやりたい!「ウエディングドレスはもう一生着ることがないんだから1着1着味わって着なさい」と。あ〜また着たいな、というのはないですがそれでもこうやってドレス選びをしてる時間は人生の中でのほんの一部でしかないので。

ここで初めて両親と義理のお姉さんにドレス選びについてきてもらいました。遠いところからありがとうございました。目的は「親孝行」これ以外の何ものでもありません。これまで私は両親の思う通りの良い子に生きてきました。親の言う通りに、親の望む娘になって、親の理想の娘になって、親に守られて生きてきました。でも、もうそんな良い子の私はこの時にはいませんでした。

自分に正直に、自分の信じる道を、自由に進みたい、そう感じるようになっていました。

成人式も大学の卒業式も母の気に入った袴を着ました。もちろん自分が気に入ってなかったら選びませんが、自分より母の意見を優先に。ただ、今回ばかりはそんな気持ちがなくなってしまっていたので、この試着の段階で母の気に入りそうなものを見せて、本番では自分の好きなものを着ようと決めていました。なので母の好きそうなドレスがたくさんあったタカミブライダルに再度お邪魔させていただきました。タカミブライダルさん、決める気もないのに本当に申し訳ございませんでした。

ウエディングドレス  15着目

好きそうなやつ1着目。王道のプリンセスライン。ふわふわの可愛いもの好きな母はこれがきっと好きだろうなと。思った通り感動しておりました。連れてきてよかった。

ウエディングドレス  16着目

これはシルク生地のものも見てもらいたかったから。ロングトレーンは母世代には良いかな、と。私はレースの長いトレーンは苦手。自分のイメージじゃない。

ウエディングドレス  17着目

これもお母さんが好きそうなレースのフリフリ。ここまで着たところでおそらくお母さんの思考回路停止。何試着しても似合うって言ってくれるし、満足だったんではないでしょうか。私はと言うと、こういう裾にレースが入っているのはなんとなくNG。あからさまな感じが好きではないかな。

ウエディングドレス  18着目

これは素材感はとってもよかったんです。バランスも取れてる感じだし結構お気に入り。ただ柄がね・・・なんだか苦手で・・

ウエディングドレス  19着目

これは変わり種。大食いの方でいうところの味変。ドレスは素敵。ただ身長が低いからか裾がとっても重たい感じ。そして上から着ているボレロが似・似合わない・・・。

ウエディングドレス 20着目

このドレス、後ろ姿がない。でもロングトレーンのタイプで重ため。

ウエディングドレス 21着目

本日私の中でダントツ1番!柔らか素材の軽い生地で軽やか。ロングトレーンだけどいやらしくないし、とても素敵でした。ただ・・・なんか自分がこれを着て披露宴・挙式に臨んでいるところが想像できないんですよね、残念ながら。軽すぎる?柔らかすぎる?クレイジーウエディングのプロデューサーがいう、芯の強さみたいなものが感じられない。

カラードレス 3着目

これも素敵〜やっぱりカラードレスに惹かれる私。なぜかウエディングドレスよりカラードレスの方がテンションが上がるんですよね。ま、カラーも着る予定はないので見せるだけ見ていただいておきましょう。そして私も着れて嬉しい。

ということで今回の試着はここまで。たくさんのドレスを試着させていただきまして、タカミブライダルさん本当にありがとうございました。決めない覚悟で試着させていただくのはなんとも心苦しい・・・

で、結局は母の意見と私の意見は合わず。ちなみに義理のお姉さんは私の味方でした。本当にありがとうございました。うちの両親の面倒みるのも大変でしたよね。

でも私的にはこれで義務は果たしたぞ!!という満足感。今まで親の言いなりだった私とはおさらば。自分の好きなこと、好きなもの、信じるものをきちんと持って生きていきたい。そういった意味では、この日が私の「親 卒業記念日」かもしれません。親離れを感じた試着会でした。