新婚旅行　３日目　イタリア・フィレンツェ　結婚指輪探し②

2017年12月28日

朝のお散歩途中に晴れ間が一瞬だけ覗きました。綺麗ですね〜

昨日は雨の中たくさん歩いたこともあって、二人ともぐっすり。そして朝はすっきり！朝行動派の私たちは8:00から朝食に出かけました。ホテルで調べていた「ジッリ」というカフェに行きました。

フィレンツェでこのバールを知らない人はいないというくらい有名らしい！こちらのバールはなんとフィレンツェ最古のカフェだそうで。場所は町の中心レップブリカ広場のドゥオモ寄りの角にあってわかりやすい位置にありました。店内とテラス席と両方選べるようですが、寒いからかテラス席には誰もおらず。私たちも店内に入ることにしました。歴史を感じさせる店内、気品溢れるお店の方のたたずまい、とても気分が良いですね〜

何もわからない私たちはとりあえずパンとデザートとカフェオレを注文。

どれもめちゃくちゃ美味しい〜！パンはずっしりしていて重め。そこにトマトとモッツァレラチーズが良く合うんだな〜そこに甘いチョコレートケーキとお砂糖なしのカフェオレが私的には最高に美味しくて大満足！

地元の方達もちらほら。皆さん朝からエスプレッソをカウンターでグビッと１杯。飲んだらすぐに出て行くのがフィレンツェ流なのかしら。後から帰って調べて知ったのですがどうやらカウンターとテーブル着席でサービス価格が違うようです。なので地元の皆さんはカウンターだったのですね。そもそもフィレンツェと言えば、エスプレッソを朝からグビっが主流のようなので、朝からテーブルに着く人はいなかったんですね。

腹ごしらえも済んだところで、今日の指輪探しに。

事前に旦那が「トラベロコ」というサイトを使って事前準備　https://traveloco.jp

このサイトには海外在住の日本人が多数在籍しており、こちらの質問に現地民だからこそ知っている情報をくれる、というサイト。こちらから質問を投げかけると、現地のたくさんの日本人から回答が返ってきます。例えば「現地の地元の方が行くような本当に美味しいお店を教えて」とか「フィレンツェに旅行に行きますがオススメの場所を教えてください」とかですね。

ちなみに私たち夫婦は「指輪探し」を最大の目的にしていたのでここは絶対に失敗できない！ということで「結婚指輪を探しています。ベッキオ橋にあるジュエリーショップや他でオススメのショップを教えてください」という質問をフリーで投げかけたところ、４人の方から返信がありました。その中でも気になったのが「ベッキオ橋のジュエリーはアジア人や観光客向けの安っぽい商品ばかりですよ」と返信をくれた方。そのAさんは「お時間をいただければ素敵なジュエリーショップを探してきます」とのことでした。

旦那の勘から、この人にお願いしてみよう、ということになり追加で料金を払い個別のやりとり、そして当日の半日同行もお願いすることになりました。金額は１万円。昨日二人で行ったお店は、事前にその方が調べてくれた工房。写真も一緒に送ってきてくれていたので雰囲気でなんとなくこのお店がいいな〜と思って行ったのですが、まさかの撃沈。なので今日はもう１箇所、オススメの工房がある、ということで急遽そちらの方に連れて行ってもらいました。

Marco Baroni　マルコ・バローニ

フィレンツェには美術館もたくさんあるように、昔から彫刻家の方が多いそう。そしてそこから彫金家の人もたくさん育ったのだとか。なので腕は間違いがないし、日本の指輪みたいに型に流し込んで大量生産は絶対にしない。この彫金家のマルコが１つ１つ丁寧に世界に１つしかない作品を作り出してくれる。

マルコはさすが職人！！という感じの人で、イタリア語しか喋れず、ガイドのAさんが私たちとの間に通訳に入って作品を決めました。デザインはもちろんのこと、色やダイヤの配置、サイズなどそういった細かいところまでもAさんの通訳を通じてお話をしました。

実際の作品はまたのブログで紹介させていただきます。でも先にお伝えしておきますと、本当に思い出に残る本当に素敵な指輪を作っていただきました。本当にAさん、マルコ、ありがとうございました。

あと余談ですが、Aさんとマルコの会話の中でたくさん「ピッコリーノ」という言葉が出てきました。後から聞くとイタリア語で「小さい」という意味らしい。小さい、と言われて嬉しくなるようなことは今までの人生の中であまりなかったけど、ピッコリーノだったら可愛いじゃないか。ちなみに私は身長が148㎝、指輪のサイズ６号だったのでマルコがピッコリのデザインはちょっとイメージと変わるかも、と心配して聞いてくれていたようです。マルコ良い人。

その後、実際のデザイン、号数、金額、受け取り日時もきちんと決まり、商談成立。フィレンツェを３日間楽しんだ後にクルージングの予定が入っていたので、結局最終日に受け取ることになりました。一生モノの指輪を手に入れることができて、大満足でマルコの工房を後にしました。

Aさんの半日ガイドも少し時間が余ったのでショッピングに付き合ってくださいました。イタリアと言えば革製品！ということで、靴屋、鞄屋さんを紹介していただき衝動買いで私はサンダルと財布を購入。ちなみに1年経った今では、財布はメルカリで売り、サンダルは夏の時期に妊娠だったため未だ履けておりません。衝動買いは良くないですね。でも、靴は次の夏には履きたいな。