新婚旅行 10日目 クルージングの旅⑥ モンテネグロ

2018年1月4日

早いものでもうクルージングも6日目。クルージングの旅になってからは毎日が気持ちいいほどに晴れてます。今日も絶好の観光日和。朝の4時30分に目が覚めて7時30分にはいつも通り9階で朝食ビュッフェ。このクルージングの旅も6日も経つと自分のルーティーンが決まってくる。

今日はクルージングの旅じゃなかったらなかなか行かないだろう!という都市。

モンテネグロ コトル 

船の上から撮ったのですが絶景!めちゃめちゃ綺麗〜白い部分は雪?かと思いきや実は山肌。地中海のような絶景です。コトルは「コトルの自然と文化歴史地域」として1979年にユネスコ世界遺産に登録されているそうです。昨日に引き続きユネスコ

コトルはアドリア海沿岸でも中世の古い町並みが良く保存された地域。モンテネグロ人が多数です。見た目じゃ全然わからなかったけど・・・

こちらは船内の様子。外のプールのところにはバーカウンター的なものがあって、船内のビュッフェで取った食事なんかもこの外で楽しめちゃいます。画が無駄におしゃれ。

本日はこのコトルで何をしようか・・と地球の歩き方を見てみたのですが古くから城塞港湾都市として栄えてきた街だけあって、山に沿って築かれた城塞、石畳の路地が走る旧市街が見所らしい。豪華な歴史的建造物や美しい教会が建ち並ぶ、とあったのでとにかく今日は歩く歩く歩く!!

山をひたすら登る私たち。旧市街を抜けて城壁を登っている途中です。この前には入場料としてお金を支払うところもありました。地球の歩き方には1人2ユーロと書いてあったと思うのですがなぜか私たちが支払ったのは3ユーロ。これね、後からまた書きます。本当に間抜けな話何ですが・・・って感じです。

一旦料金のことは置いておいてこの景色。旧市街も見えてます。頂上付近ですが結構登ってきました。1時間弱とかかな?


綺麗〜毎日共にしているコスタのクルーズ船とのマッチングが何とも素敵!オレンジ色の屋根のところが旧市街。こんな光景滅多に見れるもんじゃないですね。

バックパッカーの女性に写真頼んじゃいました。

この撮っていただいた写真がめちゃくちゃ好きで結婚式でも使いました。新婚旅行の思い出、そしてこれからを見据える自分たちの姿のようで好き。

こんなところに街があるんだからすごい。

頂上にやっとこさ到着!長い道のりでした。モンテネグロの旗が綺麗になびいてますね。この1月に旦那さんは半袖。この姿がどれだけ登ってきたのか想像できる感じです。

そして!ここでもお会いしました!!Tさんご夫妻!!これで3日連続だよ!!他の日本人の方達、ディナーで一緒だった方や日本からのツアーの方達、全くお会いしないのにTさんご夫妻と一緒になる高確率!!行動が似ているのかしら?

せっかくなので一緒に下ること。奥さんヒールで凄い!こんなところを5cm以上のヒールで登ってくるんだからびっくり!普段はバリバリのキャリアウーマンなんだろうな。

旧市街に戻ってきて夫妻と教会に行きました。

ギリシャでもそうだったけど日本では12月25日が過ぎるとすぐにお正月モードに一直線ですが、こちらではしばらくクリスマスの名残があるんですね。不思議。

教会のあとはどうしても私たちがネットを使いたくてカフェに行くとお伝えしたらTさんご夫妻も付き合ってくれました。唯一私たちが通信をするのがカフェ。実家に連絡したり、義理親に連絡して一安心。ここでメルカリの競取りも実行。さてどうなるか。

んで、ここを出たところで問題発生ですよ。カフェを出たすぐのところで幼い男の子が私の肩をトントン。わざわざ私の前に回り込んできてニヤニヤしながら私に手を合わせてくる・・・

今までこの新婚旅行で物乞いの子たちに会ってきたけど、こんなに気持ち悪い、と思ったのは初めて。旦那さんが盾になってくれて何とか振り切る。怖かった・・・

船に戻るまでにはこんなに陽気になってますが、部屋に戻ってきて一息。何となくずっと気になっていたあの城壁を登るときに取られた3ユーロ。本当なら4ユーロのはず。Tさん夫妻も4ユーロだった、とおしゃっておりその時は「ぴこリン(私)が子供料金だったんじゃない〜」とかふざけて話していたのですが、城壁をくだってきて帰りにはいなくなっていた料金所の方。

ここよ。この場所。この先の入場料を払うところで「ユーロ使える?」って門番の方に聞いたんですよ。そしたら「Noユーロ!(お財布を見るなり)オゥ!ユーロOK!」って言ってお財布の中をごそごそされて・・・3ユーロ取ったよ、とお札を見せられたのですが・・・この時完璧にやられてました。

部屋でお金数えたら50ユーロなくなってる・・・

そしてカフェを出た時にいたあの幼い男の子は完璧に私をバカにしていた。おそらく門番の息子。

なんてことだ。もちろん私たちが悪いんです。危機管理能力が完璧に落ちていました。私は旦那さんがいることで安心して、旦那さんは私が一緒なことで安心して、完璧に油断していた・・・

どうやって取ったのかはわからなかったけどここでスられたんだな。まあ、ボランティアしたと思ったら別にいいんだけどさ。私たちからお金をくすねた後にお仕事辞めてるんですよ。その後もお仕事続けていたならば、稼げるのに50ユーロに満足して・・・

ギリシャもそうだけどなんか本当に暗い街だ。私は海外経験あんまりないからわからないけど、旅行慣れしている旦那さんから言わせると、どちらの国もとても暗い。そこに住む住人たちの表情が暗い、とのこと。確かに言われてみれば笑顔の人って少なかったかも。

きっとこの国民性は歴史と関係してるはず。やっぱり旅行では、歴史・宗教・現在の政治の知識を入れてくると絶対面白いはず。もっと勉強してこよう。

モンテネグロはスられた国、としかインプットされていない現在。